ごちそうさんの脚本を担当で話題の森下佳子さんへの期待は、近年放送された朝ドラ「カーネーション」や「梅ちゃん先生」などで作った視聴率の平均をもう一度取り戻そうというNHKの挑戦にも思えます。
これは「純と愛」で朝ドラの評判を下げた結果になったことが理由です。
ヒロイン夏菜さんの演技と、物語の暗さが低い視聴率に繋がりました。
これを打開しようとNHKはごちそうさんで取り戻そうとしていることが分かりました。
今回ごちそうさんで起用された脚本家の森下佳子さんには高い実績があります。
「世界の中心で愛を叫ぶ」「JIN-仁-」これらのヒット作の脚本をされてきた事、森下佳子さんが大阪出身で後期朝ドラにぴったり当てはまる脚本家であるということがこの起用の大きな理由になります。
近年「カーネーション」や「梅ちゃん先生」では平均20パーセントを超える視聴率で、物語の内容もとても高い評判がありました。
特にカーネーションでは異例のヒロインの交代なども話題を集めその年のドラマランキングでは必ず上位に挙がるほどの人気作となりました。
私はカーネーションを見ていなかったのですが、周りからもよく面白いと聞かされていたのをふと思い出し、なんだか懐かしく感じました。笑
さて、今回ごちそうさんではヒロインに杏さんを起用するというのも大きな意味を持ちます。まずオーディションをしないでヒロインを選抜するということが相当な力の入れようだということに他なりません。
しかし、こんな大々的な挑戦と言いながらも、あまちゃんが思わぬ大ヒットを飛ばしているので、ひょっとしたら森下佳子さんも少し安心しているかもしれませんね。笑
最高の形で前期から後期へとバトンが繋がることを期待しています。